「やる気が出ない日の腕立てに「バスケットボール」がちょうどいい」
家で筋トレしようと思っても、「今日はちょっと気分が乗らないな…」なんて日、ありますよね。
そんなときにおすすめなのが、バスケットボールを1個使った腕立て伏せ。
道具はボールだけ。なのに、しっかり効くし、ちょっと楽しい。
この記事では、フォームのポイントからモチベを上げる工夫まで紹介します!
普通の腕立てとの違いは?|「体幹&バランス感覚」にも効く!ボールを使ったプッシュアップ
普通の腕立て伏せは、上半身全体に効くけど単調になりがち。
それに対して、バスケボールを使った腕立てはバランスを取る力や体幹も必要になるので、よりバスケに近い感覚が養えます。
「少し不安定な環境で身体をコントロールする」
これって、バスケのプレーそのものなんです。
ボールがあると、気分も変わって楽しくなる!
普通の腕立てって、どうしても単調なので一度休憩すると「もう今日はいいかな…」って再開しづらくなったりしますよね。
でも、バスケットボールが手元にあるだけで、空気がガラッと変わるんです。
たとえば――
- 小休止中に指先でタップしたり、片手で上につまむように弾いたり
- なんとなくシュートフォームを作ってみる
…なんてことをしてると、気づけばまた体が動いてる!
意外とこういう“遊びの延長”が、やる気のキープにつながります。

楽しみながら続けられる工夫こそ、継続のコツ。
これもバスケのボールを使うメリットのひとつです。
ボールの置き位置は「肩の真下」が基本!
ボールの置き方がズレてると、うまく力が入らなかったり、肩や手首を痛める原因になります。
ポイントは、「肩の真下」にボールを置くこと。
- 前すぎ → 手首や肩への負担大
- 後ろすぎ → バランスが取れずフォーム崩れる

迷ったら、肩の真下!これだけ覚えておけばOKです。
姿勢で意識したい3つのコツ
1|頭から踵まで、一直線!
腰が落ちたり、お尻が上がったりしやすいですが、全身を真っ直ぐに保つことが最重要。
スマホで撮ってフォーム確認するのがおすすめ。
自分では真っ直ぐの感覚でも実際は異なっていることがありがち!

2|肘は斜め後ろへ、脇はペットボトル1本分
脇が開きすぎると肩を痛めやすく、閉じすぎると動きにくい。
**「脇にペットボトル1本入るくらいのスペース」**をイメージするとちょうどいいです。
3|呼吸は止めない!リズムをつくろう
- 下がるとき:鼻から吸う
- 上がるとき:口から吐く
このリズムで呼吸すると、力みにくく、フォームも安定します。
ボールの掴み方|“強く握らない”がコツ】
フォームを意識するとき、意外と見落としがちなのが**「ボールの持ち方・掴み方」**です。
◆ ポイントは「乗せる感覚」
バスケットボールって、ついギュッと握りたくなるんですが…
ここでは**「手のひら全体で自然に乗せる(チェストパスを出す時の形がおすすめ)」くらいの感覚がベスト**。
- 握りすぎると → 前腕がガチガチに力んでしまって、バランスが崩れやすくなる
- 添えなさすぎると → 指先が浮いてしまって、安定感がなくなる
ちょうどいいのは、「軽く接地して、でも支えてる」くらいの中間。
**“握らず、でも逃がさず”**って感じですね。

◆ 手首は無理なく、角度がつきすぎないように
ボールの上に手を置くと、自然と手首に角度がつきます。
これはOKなんですが、深く反らせすぎないように注意。違和感や痛みがある場合は中止して、通常の腕立てで様子を見ましょう。
◆ 肩・肘・手が「一直線」に並ぶのが理想
無駄な力が入らず安定させるには、肩→肘→手のラインが真っ直ぐになるようにすることなので、始めにフォームを作る時に意識してみてください。
回数は3回でもOK|数より“質”でやってみよう
初心者のうちは、無理に10回やるより、正しいフォームで3回やる方が効果的です。
「3回だけだからやってみようかな」
この軽さが続けやすさにもつながります。
慣れてきたら5回、10回と増やしていけばOK。大切なのはフォームを崩さないことです。
モチベをさらに上げたいなら、プロ気分で!
やる気がもっと出ない日には、NBA選手のトレーニング動画をYouTubeで流しながらやるのがおすすめ!
テレビやモニターに映すと、ちょっとした**“ジム気分”**になって気分も上がります。
プロの動きを見ながら一緒にやると、自分のフォームも意識しやすくなります。
おすすめのキーワード:
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まとめ|バスケボール1個で、今日の3回が未来を変える
「今日はやらなくていいかな…」と思った日こそ、ボールを1個出して3回だけやってみましょう。
3回でもしっかり効くし、正しいフォームでやればバスケに役立つ身体の使い方が自然と身についてきます。
ぜひ気軽に、でもちょっと本気で、やってみてください!
