練習情報

バスケの得点板 真ん中の時間のめくり方

バスケの得点板 真ん中の時間めくり方

少しでもバスケのお手伝いがしたい!

得点板なら出来そうだけど・・・得点をめくるだけならわかるけど、得点板の真ん中にある時間のめくり方がイマイチわからない!

バスケの練習に慣れてきて余裕が出てくると、お手伝いにも興味が湧いてくると思います。

出来そうな事で目にとまるのは得点板だと思いますが、時間のめくり方が何か特殊っぽくて、一歩が踏み出せない方もいると思います。

そこでバスケの得点板の時間めくり方をお伝えします。

初心者の方が公式戦に出場するとしたら先の話しになると思います。今回は限られた練習時間の中で行われるゲームでよくある時短ルールを添えてお伝えします。

多くの場合、得点板の左右に係となる方が立ち、ひとりは立ち位置側の得点のみ、もうひとりは立ち位置側の得点とタイマー係を担当することが多いです。

タイマーも電子得点板が無い場合は、スマートフォンのタイムウォッチ機能やキッチンタイマーで代用することが多いです(本記事ではキッチンタイマーを使用例として掲載します)。

そのシチュエーションに基づく内容で解説します。

得点板係の様子

確認をして是非、ゲームのお手伝いをしてみてください!

バスケの得点板 時間をめくるタイミング

一Qを10分で試合を行う場合。

10分(開始時)は「10」です。

9分59秒から9分まで「9」です。つまり試合が始まったらすぐにめくります

8分59秒から8分まで「8」で、その後は1分を切るまで同じ流れとなります。

残り59秒になったら「1/2」

残り30秒になったら「1/4」

残り15秒になったら「0(ノータイム)」

戸惑うのが1分を切ってからだと思いますが、事前にわかっていれば難しいことはありません!

練習時のゲームでは時間を一Qを8分、6分、5分と短縮して行われることが多いです。

得点板の時間めくりについて

時間を伝えてあげよう!

練習での試合なら、途中で大きな声で時間を伝えてあげましょう!

特に「1/2」「1/4」「ノータイム」は大切なので、できる限り大きな声で伝えてあげましょう!

ちなみに公式戦や公式戦を想定した練習試合では不要です。

得点板の時間めくりについて残りの1分

試合開始前にその日のルールを確認する

体育館を使える時間にも限りがあるので、時短ルールで試合を行うことがほとんどです。

その日のルールやあらかじめチームの中で決められた練習用ルールがあるので確認しましょう。

初心者が参加する練習では、試合前に説明があると思うので、よく聞いておきましょう。

よくある時短ルールは以下のとおり。

  • 流し
  • フリースローなし、代わりに1点(または2点)を加点
  • 残り1分だけ止める
  • 途中交代あり(◯分で交代)

流し

コートの外にボールが出た(アウト・オブ・バウンズ)、審判がファールをコールした、など本来は時計を止めるシーンでも、止めないでそのまま進行すること

時間をそのまま流す」の略です。

ただし、交代やイレギュラー(例えば誰かが転んで汗をモップで拭くなど)が発生して時間がかかりそうな時は止めてよいです。

フリースローなし、代わりに1点(または2点)を加点

シュートファールが発生した時、フリースローを行うと時間がかかるため、あえて行わない事。

フリースローがない代わりに、1点を加点してファールを受けたチームが、オフェンスを継続する措置です。

点数を加点するか、3Pに対するファールは2点の加点とするかはチームや主催者によるので事前に確認するか、その場で審判に聞きましょう。

フリースローを行う場合、フリースロー中も時間を止めるか流すかも審判に聞きましょう(止める事が多いです)。

残り1分だけ止める

残り時間が1分を切ったら時間を止める事が多いので、これも事前に確認しておくとよいでしょう。

途中交代(◯分で交代)

一チームの人数が5人以上なら、途中交代する時間を決める事がほとんどです。

例えば、Q6分なら3分で交代などです。

交代の時間を告げるのも時間係の役割となります。この時、よくある困りごとが決めた時間で区切り良くプレーが終わらない時です。

3分を過ぎでもボールがコート外に出ないなどで試合の展開が止まらない時です。

そんな時、オフェンスがシュートタイミングでなければ多少強引に止めても構いません

とは言え、初心者の方が試合を止めるのは気がひけるものです。交代の時間が近づいたら審判係に聞こえるように「次、交代です!」や「止まったら交代です」と伝えておきましょう

そうすれば、審判係がプレー中でも頃合いを見て止めてくれます。あまりに時間が過ぎてしまった時は、審判係と相談して時間を少しだけ調整すればよいです。

得点板の時間めくりについて交代のお知らせ

バスケの得点板 得点のめくり方

得点の付け方は難しくはありませんが、時短ルールにそったつけ方が必要となることがあります

シュートファールに対する加点

「フリースローなし」の段落でも説明しましたが、シュートファールに対してフリースローを実施しない時、代わりに1点追加とする事が多いです。

3Pに対するシュートファールなら2点追加とすることが多いです。

いずれもファールを受けたチームがオフェンスを継続する事で再開することがほとんどです。

試合開始前に加点ルールを確認しておくか、シュートファールが発生した時に審判係に聞いて確認しましょう。

特定参加者への加点

いわゆるボーナスポイントで、男女混合の時に女性の得点はプラス1点や倍とするルールです。

男女混合初心者同士や経験者と初心者の混合ゲームで用いられる事が多いです。

得点板係の注意点

試合を見るのに夢中になってしまって、得点や時間をめくるのを忘れてしまうことがあります!

気が付いたら交代の時間が過ぎていた、残り時間が1分を切っていた、気づいたら終わっていた、ということもありますので注意が必要です。

誰しも一度はやってしまいます(私も経験あります)。

慣れるまでは、試合を見る視野に入る位置でタイマーを持つなど、ちょっとした工夫を試してみましょう。

3ポイントライン付近からのシュートで得点が入った時、シューター以外のプレーヤーと重なってしまって3ポイントだったのか2ポイントだったのか見えない場合もあります。

そんな時は審判の手を見ましょう!3ポイントと2ポイントで決まった合図(ジェスチャー)があるのでそこで確認しましょう。

バスケ得点のジェスチャー

見逃してしまった時は、タイミングを見て審判に確認で大丈夫です!すぐに確認できない時は周囲聞く、周囲も分からなければ取りあえず2点を入れて最後に審判に確認でもOKです!

まとめ

ポイントを押さえておけば得点板・タイマー係はきっちりこなせます。

  • 得点板の時間めくり方は事前にわかっていれば怖くない!
  • 時短ルールを事前に把握しよう!
  • 交代がある時は審判と連携しよう!
  • 「交代」のコール、「1/2」「1/4」「ノータイム」、残り10秒のカウントダウンは大きな声で伝えよう!
  • 試合を見ることに夢中になり過ぎないよう注意!
  • 3点か2点か分からなかった場合は審判の合図(ジェスチャー)を確認!
得点板の時間めくりについて(まとめ)

【PDF】得点板の時間めくりについて_202208(よかったらご活用ください)

バスケの得点板・時間係は難易度は低いですが多少の慣れが必要になります。

初心者を含む練習会で、初心者が審判係や得点板係を行う時は「失敗しても良いよ!」が前提です。

そしてそれをフォローしてくれる経験者がいるため、思い切ってチャレンジしてください!

あと、得点板に矢印がある場合がありますよね。初心者の練習会では、それを気にする段階ではないため把握していなくても大丈夫です(経験者がフォローしてくれます)。

あの矢印についてはまた別でお伝えします!

あとがき

初心者の方にも出来るだけ、オフィシャルに参加して欲しいなと思っていて、得点板と時間係は取り掛かりやすい係だと思います。

1回の練習会で1回担当する程度で十分なのでチャレンジしてみて欲しいです。

ゲームを見て学びたいというのもあると思いますが、試合中も時間や得点など試合進行を気にすることができるきっかけにもなります。

また、シンプルに感謝されるので嬉しいです。

練習会ではこの得点板と時間係をやっている時の、同じ担当者とのコミュニケーションから仲良くなることも多いです。

確かに、初心者の方がチャレンジできるような雰囲気やきっかけ作りも主催者のちょっとした役目なのかもしれませんが、できれば進んでチャレンジしてもらえると嬉しいです。

初心者対象の練習会なら、オフィシャルも含めて初心者向け練習会なのですから!

今回の記事は、得点板と時計係をやってみたいと思いつつも、具体的なやり方を聞けずにいる方も多いのではと思い・・・と、言いましょうか実際にそういった声を耳にしたことがあるので書いてみました。

練習時の簡単なオフィシャルを経験するだけでも勉強になりますし、違う角度でバスケを楽しむことができます。

このようなきっかけで審判にも関心を持ち、さらに審判講習に興味を持つようになる方も少なくありません。

よりバスケに楽しく参加できるお役に立てたら嬉しいです。

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ABOUT ME
ヤヒコ(yahiko)
yahiko
まだ上手くなりたいと思っている40代サラリーマン。バスケ歴21年、屋外ひとり練習歴3年。 年齢に比例して動けなくなってきましたが、できるだけ長くバスケを続けられるように個人練習を定期的に行っています。 社会人バスケ初心者の方と触れ合う機会が多く、伝えることを通じて学んだ練習のコツや注意点をシェアしたいと思っているおっさんです。