スリーメン!動きがイマイチわからなくて自信がないよ〜
スリーメンとは、オフェンス3人が中央と両サイドを走りながらパスをつないで得点を狙う速攻スタイルのひとつです。
バスケ初心者が初めからスリーメンをやることはありませんが、いつかは出会う速攻の練習です。
慣れてない方にはスリーメンは苦手というか、難しいイメージを持っている人が多いと思います。
継続的な練習がなかなかできない社会人バスケ初心者はなおさらです。
まだパスが上手く出せない、走りながらのボールのキャッチとパスに慣れていない・・・
というのもあると思いますが、突然の早い展開に理解が追いつかないのもあると思います。
今回、パスのスキルは置いておいてスリーメンはどういう動線なのか?どんな展開の練習なのか?どこを気をつけるのか?
スリーメンにもいくつかパターンはありますが、オールコートで最もスタンダードに取り組まれているだろうパターンを例に解説します。
今のうちに整理して来るべきに備えましょう!
配置と動線の確認
まずは、配置とそれぞれのレーンがどういう動線となるのか整理しましょう。
3つのレーンがどういった動線になるか把握しておきましょう!
どのレーンからでもスタートできるようになりましょう!
「スリーメン始めるよ〜」となったらまず配置からとなりますが、自信が持てなければ2列目以降に並んで目の前の人の動線や動きをしっかり見て、それを実践すればOKです。
スリーメンの流れ
順を追って実際の流れを見ていきましょう。
テンパりポイント
バスケ初心者にっと最も混乱しやすいところです。
リバウンドをとったらどっちにパスを出すのか?慌ててしまうとわからなくなりがちです。
シュートを打った人にパスを出す!と覚えておこう。
例え間違ってしまっても、初心者なのでドンマイで済みます!
気をつけるべきは、わからなくなってしまったからと適当にパスを出さないこと!
サボっちゃいけない3つのポイント
スリーメンの練習で意図せずともやりがちな、おサボりポイントがあります。
意外と練習に慣れた方もやってしまうこともありますので注意しましょう!
ゴールへの直進ではなくサイドラインに膨らもう!
ショートカットはしない!
A(中央のライン担当)はパスを出した後も、しっかりエンドラインまで走りましょう!
時にショートカットしてしまいますがその理由は・・・
- 次に自分にシュートがまわってくるので気持ちが先行して、すぐに折り返してゴールに向かってしまう。
- Bのシュート結果、Cのリバウンドの状況観察に気を取られすぎて足を止めてしまう。
- 走るのがだるいのでショートカットしてサボる
①と②は初心者に多く、③は慣れた方が多いです。③はダメですよ~
スリーメンは3人が勢いよく速攻を行う練習なので、ここはちゃんとエンドラインまで走り、他の2人の状況を見ながらしっかり合わせましょう。
見て状況を把握すること、あわせること、これも大切な練習の一部です。
先走りは要注意!
スリーメンに慣れた方でもやりがちな先走りです。野球の盗塁ではないですが、リードし続けているうちにだいぶ前に出てしまいます。
実戦で言ったら、ディフェンスが終わる前に自分のマークマンを放置して先走りする行為です。
たしかにそういうシチュエーションがとれる場面も無いこともないですが・・・
スリーメンは攻守が入れ替わった時に一気に3人で速攻を行う練習なので、ここはちゃんと合わせましょう。
これをしてしまうのは、せっかちさんが多いかな・・・
まとめ
スリーメンは速攻の大切な基礎練習!苦手意識は動線の理解で克服できる!
- 3つのレーンの動きをしっかり把握、出だしのパスが左右反対になってもやることは同じ。
- 焦ってしまうポイントを事前に把握して対策!
- 両サイドを走るときはサイドラインに膨らむようにして走る!
- サボっちゃいけないところをしっかり押さえる!
- 慣れてきたらパスを受けるときに声を出そう!
あとはできるだけ全力で走る!
スリーメンは慣れれば慣れるほど、走るスピードを速められるようになるため、けっこう疲れます。
でも往復しっかり走り切ってパスやシュートがスムーズにいったときの爽快感はたまりません!
パスが届かない・・・など課題が浮き彫りになることもありますが、それも伸びしろ!
全身を使って思い切ってトライ!
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